おおいた豊後大野ジオパーク

手取蟹戸

手取蟹戸〜豊かな資源と景観〜

手取蟹戸

手取蟹戸(てどりがんど)は「大野川層群 犬飼層」の露頭で、褶曲(しゅうきょく)によって堆積層が転倒し、固い砂岩部分が板戸のように立ち上がって見えます。

手取蟹戸は、古くから知られ、豊後国岡藩により編纂された「豊後国志」には、「巨石無数にして、龍が臥せ、虎が伏しているかの如し」と記述されており、大野川層群の奇岩を形容するにふさわしい一文が与えられています。

切り立った岩の一部が浸食され狭い激流を生み、ここを遡上する「川蟹」が激流を避けるため、岩の上に登り張り付いて歩くことから、「手で蟹を捕ることができる場所」としてこの名が付いたといわれています。

手取蟹戸付近の大野川の河床では、阿蘇火砕流堆積物の露頭がほとんど見られません。「大野川層群」という地層名をよく表した大野川中流域の特徴ある地形です。

ちなみに、当地では「カニ」のことを「ガニ」、「ガン」と呼び、川ガニの入った汁を「ガン汁」と呼びます。


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